マッサージ療法
広辞苑:「手または特殊な機械を用いて体を擦り、揉み、叩きなどして行う治療法。血行をよくし、疲労を去り、筋肉の機能を高め、緊張をほぐすのに効がある。美容のためにも行う。」とあります。
マッサージ療法とは力学的方法で生体に作用する物理療法をいい、機械的刺激療法とも言われています。
皮膚を介しての触・圧刺激は、皮膚及び皮下組織に分布する毛細血管に対して活動的に作用し血管を拡張させます。
このことは、皮膚の代謝を盛んにし皮膚温を高めることになります。
筋緊張の改善と筋組織における正常な代謝を促します。
原則としてマッサージは、当該部位の末梢から中枢に向けて施されるので、特に静脈系及びリンパ系の還流を促します。
リンパマッサージは体にある大きなのリンパ節の流れに特に注目しています。
手技はさまざまありますが、目的は静脈系、リンパ系の流れを促進することで体の機能を高めることです。