骨盤矯正療法
おもに整体やカイロプラクティックで行われます。
骨盤を正すことで腰痛や肩こり、頭痛、ダイエット効果までうたうものまであります。
整体法の中には骨盤の状態が体の体調や体型、ホルモンに影響を及ぼすという考え方があります。
整体法や姿勢均整法には、人間観察の中から生じた「体癖」というものがあります。
「体癖」とは西洋医学でいう身長に対する標準体重のような考え方とは異なります。
それは、ひとの体にはそれぞれの個性があり、規格的に皆が同じわけでなないことに注目しています。体癖ははっきりとした区別というよりも複数の要素が重なりあっていることが一般的です。体癖によって性格や相性も生じます。
主に10種あり、その中に骨盤が開きやすい傾向の体癖があるのです。
ある時から骨盤矯正を強調することでひとり歩きさせたようです。
骨盤矯正でカラダを変えるというのはどこか不自然です。
体が元から持っている個性を尊重し、その特徴を理解し、知ってうまくいかすこと。
カラダのもつ個性を尊重し生かすことが恒常性(回復力)につながり、健康、美容に直結するというのが深い観察から得られた答えだったようです。
※骨盤もカラダの他の部分と有機的関係を保ちながら大切な役割をはたしているのです。
骨盤だけに注目することよりも、ご自身の体に合った最適の状態を大切にすることが好ましいといえるでしょう。